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上手に講習を利用しよう

成績がよく、ハイレベルの学校を希望している場合はどうでしょう。通塾している人は、そこの講習を受講しないと次の学期の勉強がまずわからなくなってしまいます。成績がよい子は進学塾に行っているケースが多いでしょうし、個別指導塾でもレベルの高いクラスにいるはずですから、どちらにしてもかなり難しい問題を解いたり、授業の進み具合も速かったりします。ですから学期と学期の途中、つまり講習の時期が抜けてしまうと、次からの学期の授業に追いついていけないことになってしまうのです。成績がよい人の場合でも長期休暇は、実力をアップさせる絶好のチャンスだということを知っておいてください。まとまった時期(たとえば二十日間とか十日間)に集中的に難しい問題を解くというのは、ハイレベルの進学校を目標にしている大にとってはとても大切なことなのです。この時期にきちんとした基礎だけでなく、じっくり考えさせる応用問題を数多く解くということを必ずやっておかなくてはいけません。特に受験生の場合、夏期講習は本当の実力をつける絶好のチャンスですし、冬期講習は今までの総まとめをする最後のチャンスですから。しっかり計画を立てて、上手に講習を利用してください。そうすればきっと希望どおりの学校に合格できるでしょう。

満点主義から合格点主義に

大学受験というのは、満点でないと合格できないものではない。むしろ、満点主義を捨てて、合格者の最低点を取れればよいと思うところから展望が開けてくる。実際、東大の理科V類の入学試験でさえ、四四〇点満点で二九〇点あれば合格できるし、逆に満点を取る人間などいないのであるから、満点主義が無理だということは、受験で身につけるべきことのはずだ。しかし、学校秀才型の受験生は(これを受験生と私は呼ばないことは第二章で述べたとおりだ)、教師や親などから、より高い点を取ることを常に求められ、苦手科目やできないところの克服を求められ、より完成度の高い学力を得ることで、結果的に志望校に合格するのだという考え方をさせられる。結果的にというのは、たとえば、東大の入試であっても、合格者の最低点のクリアを狙うわけではなく、勉強することで身についた学力が結果的に合格点を上回ることを意味する。あるいは、とくにそういう指導をされなくても、たまたまずっと秀才で来たために、満点でないといけないような思い込みに囚われたり、自分で自分に完全主義を課してしまうこともあるだろう。

英会話スクールの見分け方

短期間で急成長した企業の中には、社長を頭に社員一同一丸となって奮闘してきたという会社もあるでしょうが、社員をこき使えるだけこき使って、過重な仕事をさせ、ついてこられない者は切り捨てて業績を伸ばしてきたという会社も少なくないでしょう。ここでお話しする英会話スクールは後者の好例です。まずそのような英会話スクールは、報酬が安いのです。数年前の当時、時給2000円でした。ゆるやかな指示をされて教えるのならまだいいのですが、カリキュラムが細かく組まれていて、1時間にこなさねばならない内容が盛りだくさん。それを消化するには事前にレッスン時間の2〜3倍の準備時間が取られます。黒板にのんびり書いたりしていられません。事前に用意したものをさっと出す、そのためには教材をいろいろ手づくりしなくてはならないのです。このように準備に時間がかかるレッスン形態なのに、50分なら2000円×6分の5の金額しか支払われません。その釦くせ休み時問には生徒さんと話をしてなごやかな関係をつくるように、という指示がされます。
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